下書き

誰でもないたった1人の自分に成りたいなんてことを思っている人は多いと思う。個性派、とか目指しちゃう人も多い。でも、「個性派」のモデルは各々の中に確実に存在していて、そこを目指して個性を磨いている人が大半だと感じる。それって個性なのか。

こう在りたい、とかあんな風に成りたい、とか多くの人がイメージを抱えてそこを目指して生きている。いわゆる夢である。それが当たり前でもあり、「普通に生きる」ということとされている。でも、たまに夢なんて持ってない人もいる。必死に探しても見つからないとか、探してすらないとか、今に満足してるとか。

なんだっていいけど、生まれた時点で自分は自分にしか成れないと決まってしまっているんじゃないか。誰かの真似をしても、馬鹿みたいな夢を追っても。ただ生きてるだけで自分は自分にしか成り得ない。自分になってしまう。

それは諦めでもあるのかなぁ。とりあえず適当に考えて、適当に選択してこれまで生きてきている。後悔は悔やみ切れない程に溢れているけれど。それも含めて生きるしかないとは思う。