2019/8/15

あと10分で今日が終わる。なのでこれを書き終わっている頃には2019/8/16になっているかもしれない。どーでもいいね。

 

中村佳穂の音楽を聴きながら、吉田棒一を読む。天才ってのはネットとか書店で、沢山沢山、目に耳に訴えかけてくるけれど、じゃあ実際どれくらいいるのかって、本当、限られた人数しかいないんだと思う。限られた人数が書店やYouTubeやその他メディアとかに集積されて情報としてこの目や耳に入ってきているから天才が沢山いるように錯覚しているだけで、凡人や凡人以下の人間の数の方が圧倒的に多い。絶対に。

僕は天才ではない。天才ではないって事実は辛い。

学生の頃、教授が「自分の頭が悪いことに絶望したことはあるか?」と学生たちに問うたことがあった。そんなの毎日のことだ、と僕は思った。周りの学生たちはどう思ってたか知らないけど、キョトンとした顔をしてる奴が多いように見えた。自分の頭で満足できてるなら幸せだよな。

 

足りない頭で辿り着ける果てって一体どんなもんなんだろう。自分の眼に映るものが全てだなんて虚し過ぎやしないか。自分の思考の限界が、そのまま、自分の世界の、人生の限界だなんて、虚し過ぎやしないか。

 

だから、せめて他人の人生に何か残したくて、こうやって、もがいている。愛するフリ。愛されるフリ。騙されて、騙して、そうやって、誰かの記憶に残っていたい。虚しい自分をあなたの人生の片隅に残しておいてほしい。

 

僕は天才ではないから、こういうやり方しかできないけれど、許してほしい。許さなくていいから、忘れないでほしい。

 

結局、他人は他人でしかない。

 

何を言ってるか自分でも分からないけど、それくらいが丁度いい。馬鹿だから。