2020/01/02

年が明けて1日経った。

 

12月31日の23時前くらいに眠くなったので寝て、起きたら1月1日の午前2時で、ウケた。居間のコタツと夢の中で新年を迎えたマヌケな24歳。

 

1月1日は酒を飲んで寝ていたら終わった。

朝、起きて簡単なおせち料理と日本酒で朝食を済ました後、村の神社に初詣に向かった。毎年、初詣は自分の村の小さな社に参る。すれ違うのは知った顔ばかりで「おめでとうございます」と小さく会釈しながら苔むした石段を昇る。ここには、おみくじなんてものは無いので、僕は正月におみくじを引く文化を持ち合わせていない。大吉でも末吉でも凶でも、自分の運勢なんて、知らなければ関係ない。

 

自治会の新年会があったので、昼前に公民館に向かう。過疎地なので若者は少ない。この村では高校生になったら強制的に自治会に入れられる。新年会では、高校生になったばかりの新参者は日本酒の一升瓶を持っていくことになっている。昔は、それで洗礼を受けていたのだろう。これからよろしくな、飲め飲め、親も今日くらいは許してくれるぜ、なんて。今はビールすらほとんど飲まない若者の集いなので、一升瓶は開封すらされない。しきたりだけが残っている。

 

余った缶ビールを持って帰って、炬燵で飲みながら眠った。起きたらもう17時半で、しょーもない過ごし方してるなぁ、と思う。正月くらいは、まぁ、良いか。

 

年が変わっても、自分が変わるわけではなくて、新年早々、いらないことばかり考えてしまう。今年は何か変われるだろうか、良い方に。去年はあまり良い年ではなかった。けど、良いことばかりが面白いわけではなくて、少しスリルのあることとか背徳感とか、そういうのもわりと楽しい。そういう意味では面白い1年ではあった。でも、正しく生きるべきなんだよな。真っ当な人間であるべきなんだよな。もう、ふらふらしてていい年齢ではないんだから。

 

サントリーハイボール濃いめが、美味しい。