幼い頃から通っていた駄菓子屋が営業を辞めるらしい。 「清水商店」 見慣れた看板。もう、なんて書いてあるのか判別もできないほどに古ぼけた看板。 清水商店をやってるのは、八〇歳くらいのお婆さんで、夏のぬるい風に綺麗な白髪を揺らしている。会計の計算…
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